飲むヨーグルトは美味しいね

飲むヨーグルトが出来るまで

取材協力:飲むヨーグルト販売のミルク工房もりや

飲むヨーグルの原材料

毎朝ミルクローリー車が生乳を配送してきます。当たり前の様に書きますが、普通の店舗で販売されている飲むヨーグルトとの最大の違いは、この点にあります。通常、飲むヨーグルトは脱脂粉乳を使用して 製造されます。まぁ、言ってみれば普通の飲むヨーグルトは「粉ミルク+水」が殆どの成分です。

飲むヨーグルトに調合する材料

到着した生乳は微妙な温度調整をしながら、ホモゲナイザーとう均質化する装置を通し、オリゴ糖や液糖などを調合します。
この工程を含む全ての工程において、飲むヨーグルト作りにはどのような温度で何をするかが企業秘密となるようです。
因みに調合する原材料には「など」という微妙な言葉を使用しましたが、実はこれ、脱脂粉乳です(工場の方にはあまり言って欲しくないと言われましたが)。
何故、生乳で作ることにこだわった飲むヨーグルトで、粉を入れるか。
それは、生乳にこだわっているからこその理由なのです。
食品・飲料などの商品には成分表示を示すよう義務付けられているのは誰でもご存知のことと思いますが、飲むヨーグルトももちろん成分表示が義務付けられます。
飲むヨーグルトに使用する生乳は、100%自然のものです。自然の生き物から絞るわけですから、成分は一定ではありません。一般的には夏場に乳牛などが夏ばてすることで、乳脂肪分などが下がることがあったりします。
完全に自然任せで「100%自然から作った飲むヨーグルト」を作ると逆に表示法違反などに該当する場合が生じます。実際には表示している数値には大きなマージンを設けてありますので、そうそう表示している数値を満たさないということはないらしいですが、最悪ケースを考えるとそうせざるを得ないそうです。

ヨーグルト菌を熟成〜飲むヨーグルト出荷へ

調合を終えた牛の乳は培養タンクに移され、一度殺菌処理を行います。ヨーグルトは発酵乳ですから、発酵=菌の増殖をイメージすると思いますが、増やすのはヨーグルト菌だけですから、ここでの殺菌は他の殺菌ということになります。殺菌が終わりますと、徐々に冷却していき、いよいよヨーグルト菌を植菌します。
この次の工程は、取材した飲むヨーグルト工場特有ということらしいのですが、20時間以上(約1日間)、じっくりゆっくりとヨーグルト菌を発酵させるそうです。ゆっくりと熟成させることで、この工場の飲むヨーグルトは独特で深みのあるコクと粘度を生み出せるといいます。
一般の飲むヨーグルトでは、ヨーグルト菌を植菌したらすぐに容器に詰めて出来上がりらしいです。
翌日にパッケージに充填して出荷されていきます。
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